内緒だよ

リニューアルに当たってなんかカッチョいいブログ名にしようと思ったけど、ぼくのブログとしか言いようがないや。

第6回クォータースターコンテストについて(その①)

いやあ、どもども。まさかノミネートされるなんてね!!!

天才かもしれない。
っていうよりはラッキーでした。


brother

作った側がアレコレ作品を語るってロックスターとしてはスーパーダサい行為だと思うんだけど、オレ、ロックスターでもないし、こういうの時をおいて読み返すと自分で作った梅酒みたい自分はおいしく感じられる(他の人がどう感じるかは知らん)ので、書く。

 

多分4回に分けて記事は書くかな。
今回作った感想、第二回他のノミネートの感想、第三回結果発表を受けて、第四回脚本公開(割とカットしたのでカットしてないのを公開したい)って感じで。

 

いいところ、なんでノミネートできたか考えてみたり、創作秘話とか

 

・ホンの台詞、科白がまぁまぁ上手い。よくヒトの会話、対話、生理を観察してる。
プロット自体も悪くはない。素人だし(暫く僕は素人だということを逃げにしてブログに色々書くと思います。少なくともオレは演劇人じゃないです)。あっと驚く仕掛けはないが鼻からそこで勝負する気はなかった。過去作を見てどんでんがえし系が多いな、と思ってそれを自分が書いたところで二番せんじになることは目に見えていた。


平田オリザ先生の教科書的な、あの新書2冊は繰り返し読みました。あと小津安二郎監督とか是枝監督の作品に影響受けてると思う。あとはガスヴァンサントとか…そういえば行定勲監督の作品は観ないままだったな……もちろんセカチューと今度は愛妻家と円卓は人生で観たことあるんですけど、研究目的では観なかったな。

 

・演出も会話劇がたるくなってしまう自覚はあって、映像を冒頭にいれる、ゲーム内音楽という体で音楽を放り込む、序盤は多少無理にでも動きをつける、となんとかそのコンテクスト内でメリハリをつけようとこころみていた。

音量バランスにはやや失敗したなと思ってる。うーん、テレビとかでは音声さんがいるんだろうなあ。最初のタイトルもゲーム画面にすることにより何の意味もなくタイトルを画面に映すなんてことはしなかったのはいい発想だったと思う。

他の作品観ていて感じたけど、このQSCという動画×演劇のコンテストは、普通の芝居に比べても始まりが肝心だと思う。youtubeは簡単にシークバーで飛ばしたり他のオススメ動画が横にあったりと誘惑が多い。リアルの演劇ってある種、お客さんを軟禁状態においてると思うんです。つまらなくても、よっぽどのことがない限りお客さんは出て行かない。お金払ってるし。演劇ってジャンルはぶっちゃけyoutubeと相性は悪い。
そしてはこのコンテクストのルール上編集ができない。これがむっちゃキツい。僕youtuberって日本人だとヒカキンくらいしか知らないんだけど、無茶苦茶テンポよくカットしている。飽きさせないためだろう。

というわけで最初の1分もしかしたら10秒が無茶苦茶大事だと思う。普通の芝居でも最初は大事だけどそれ以上に。

実際ノミネートされた作品はどれも意識的にか、無意識か、掴みが強い。チラホラ他のエントリー作品も観たんだけど、偉そうに言えば勿体無いなぁってのはいっぱいあった。

 

・役者も悪くはない。演劇を映像に収めるとなりがちなウッとなるドヤ感を抑えながら演技ができた。みづきさんはうまい。初めは困っていたが、仕事人気質で概ね演出の要求通り仕事をしたし、ぼくもそこまで悪くない。と思いたい。でもノミネートの他と比べるとやっぱ俺下手かも……。致命的な噛みをしていないってのは、何度も撮り直しが効くから簡単でしょと思うかもしれないんですけど、これがホントきついんすよ……

 

・音楽が入ってる。これは割と強みかなと思ったけど、エントリーされた作品をちょこちょこ観たら意外と音楽劇が多くて驚いた。
それでも音楽が使いにくいルール上で、僕は曲を使えた。

 

・放送で言及してもらったけど劇中映像自体は大した映像ではない。「劇中」映像だから良さそうに見えるレベルだ。アフターエフェクトで作ったんだけど、作り終わったあと普通にRPGツクールとかで作った方が楽に出来たんじゃないかと思った。

 

こう、なんて言うかな、例えば名前入力画面で一旦カーソルが迷うとか、そういう細いかいとこに気付けるのが自分の強みだと思う。本当はゲームのスイッチを入れるときに画面に入れるノイズ(あのファミコンとかカセット系で起こる白のカミナリみたいなやつ)も入れてたんですけど、諸々の理由で切りました。

 

観る人が気づかないかもしれないレベルの細かい芝居とある程度大局を見据えての作劇かな、いいところ。
逆に大胆な発想とか自分にはないっす。ホン書きとしてもなあ……

 

 

・これはちょっと盤外戦だけど、多分選考する側としては、なるべく多彩な作品を候補に選びたいと思うんです。とりわけこの企画は全国規模で地方の格差がない、ということにノミネート段階ではしたいだろうな、と。だから福岡という地方で、セミプロでもない、小規模の自分のできる範囲で作品を作ってるってのは利点だろうとは、少し目論んでいた。ノミネート全部がしっかりした「劇団」の作品ってのは、選考する人は避けるだろうなと思った。まあ実際、地方に住んでて、演劇や芸能の世界でのし上がって行きたいって毛頭思ってないんだけど、下品にならない程度にそういう風にセルフ演出を行なってた。
頑張って演劇作ってます!ってのだけがアピールじゃないと思うんですよ。

 

・そもそも、エントリー81で枠11は結構ゆるい。小説や音楽に比べて倍率が低い。コンテスト系って、僕個人のイメージなんだけど、どうしようもない作品が半分ぐらいある。対バン、バンドとか見に行っても思う

 

・そんな感じでうまいこと滑り込めたんだと思う。だから謙遜でもなくて、一番ノミネートの中で出来が悪いと思ってます。

 

悪かったところ、愚痴、反省点

 

・ゲーム動画から部屋全体に切り替わるところになんの演出もなく、動きも悪い。ミスも入ってる。
二度オペが見切れる。もうすこしだけ後ろに下がってもらえればよかったんや…。せまい部屋とは言え、炊飯器置き場の棚をどかせばよかった……。もうこれは見返す度に凹む…メタものじゃないからどう考えても好意的に解釈できないでしょ……

定点にしたのはこだわりがあったんだが、カメラワークをもっと考えればよかった。究極的にはクレーンカメラが欲しかったんだと思う。定点内の舞台美術はそこそこ色を調整したんだけどね。…赤い鞄とか月とか構図も。青と赤を入れたかったのはゴダールの映画観て綺麗だなって思ったから

 

・もう一日全員そろって撮影ができたら、ミスや発見があってブラッシュアップができたはず。みづきさんには4時間稽古、5時間稽古、5時間稽古そのまま撮影開始という間を空けての計3日スケジュール、カメラのpokke兄さんには一日休みを取ってもらって一日だけ撮影に来てもらった。ゴリぞう先輩にも…、人手も足りなかった。友達いなさすぎ。こうゆうのやりたいんだけどって言った時面白がって手伝ってくれる人がいない。

 

次何かする時はこれのおかげで、ちょっと友達増えたかな…仲間を増やしてつぎの街へと。

 

ともかくぼくには舞監的スケジュール管理能力がそなわっていない。かつての仲間が恋しいピヨ。

 

・10分そこらの演劇ってことで舐めてた。久々に芝居するとはいえ。ミスった時のもう何も進んでないという絶望感な。よくも悪くも演劇は始まってしまえば終わるし、映画だったらカットが効く。自分の台詞覚えの悪さ舐めてた。カンペをかなり仕込んでて、みづきさんに割と呆れられてた(もしかしたらちょっとキレてた?)。まあ、でも意外とスマホ弄りまくってる感じがリアルだった。いい方に転がったパターンである。

 

・あとはやっぱり演出的に力不足、特に動画の撮影という分野に関して研究が足りない。発想力もない。上に書いたように何も考えないでもできちゃうセンス系の演出ってよりは傾向と対策はパラパラとは赤本見る系男子だがあくまでもパラパラとしか見ないので。
芝居って稽古しながらだから生まれるものってのもあって、やっぱりそうなると現状稽古を繰り返し行うってのは難しい。

 

・もしぼくがカメラの外にいたら、もっと細かいところに目がいった。ただそうなると俺が役者できないし、(決してうまい役者ではないが)俺にしかできない空気みたいなところがあったと思うからこれはどっこいどっこいか? 

 

・ほぼプロとか、専門学生とか、使える機材も場所も人もあってうらやましいことうらやましいこと。でもそれはしょうがない。

 

・細かいところを大切にして、そこが売りである脚本演出だから、そのぶん些細なミスが気になってしまう。

 

感想


たのしかった。らしい。ちょっと前のこと過ぎて…メモ見直すと、たのしかったと書いてあった。

ほぼ全部自分で(もちろんみづきさんも他の三人もいたけど)作ったとき、完成した喜びも反省も自分に降ってくる。
いっぽうで小説や絵とちがって誰かといっしょに何かするって楽しみもあった。
コンテスト系は芸術分野において賛否両論あるだろうが、より多くの知らない誰かに見てもらえるってのも嬉しい。再生回数700は予想していなかった。人によっては少ないというかもしれんが俺にとっては多い。その分、色々書いたように自信作です!って感じではないので、嫌でもあるんだけど……

 

だからというわけではないのですが、ノミネートの前の日くらいに再生回数チェックした時、低評価がついたのが俺は、嬉しかったんですよ。強がりでもなく。ああ、ちゃんと観てくれた人がいるんだって。もしかしたら、何も見ず低評価つけたのかもしれないけど、俺は思えたんですよね、ちゃんと観た人がいるって。いやでも👎哀しいことには哀しい複雑な感じですよ。

 

次QSCがあったとしてに挑戦するかどうかわからないが、時間に余裕があったらまた何かしらやります。

演劇だったら一人芝居フェスとか挑戦するかなあ。役者探すところから始めるから結構腰が重いんだよな…ネタはないこともない、脚本書きたい欲求はある。どうしよう。

 

なんか一個くらいここまで来たんなら賞もらえないかな。
イーオシバイ賞か観劇三昧賞ください。東京の小屋で打つとか無理無理無理の助で、地元の福岡ですらこっちに住んで3年経ったけど、5個くらいしか演劇、生で観てない。高いんだよ、芝居。ハズレもぶっちゃけ多いし。映像なら観ると思います。


選考委員の誰かに刺さるものがあって名前上げてくれないかなあ

(このブログのどこかで鴻上尚史ってどうなのよって語っているのに目を背けながら…ラジオDJとしては好きでしたよ!世代じゃないっすけど、古い深夜ラジオ好きなんで)

 

次回、ほかのノミネート作品の感想に続く

コマン

こんな感じのコントが多分スネークマンショーであったような気がするんだけど調べても出てこない。急いで口で吸えとか警察だとかはあったんだけど。モンティパイソンな気もしたけど多分違う。

なにか勘違いしているのかなあ。

 

「コマン」

 

コマン登場。

 

コマン ある朝、目が覚めると私はコマンになっていた。突然のことに戸惑うばかりだが、仕事にはいかねばならない。

 

コマン、出勤する。出勤途中、通行人がコマンを見て、ひそひそ話をする。

 

通行人男A おい、見ろよアレ

通行人男B うわ、いやらしー

 

通行人マダム まあなんてお下品な…

 

犬がコマンに吠える。

 

子供 ママー、あれ見てー

母親 しっ、見ちゃダメ。

 

前かがみでジロジロみる中学生。など。

 

コマン会社につく。

 

部長 なんだね君は!?

コマン はい?

部長 ふざけるんじゃない!

コマン いえ、そんな

部長 クビだ! クビ!

 

途方くれるコマン。

 

コマン まったく、人ってのは見た目で判断してしまう。

 

終わり

ダジャレについてのよもやま話

思ったよりも文が多くなったのでこっちに載せる。

西尾維新とか野田秀樹の言葉遊びと呼ばれるダジャレを僕は好きではない。ダジャレって駄洒落で駄目なシャレじゃん。

小学生の時、ダジャレにハマってた時期があった。結構あるあるだと思うけど図書室にある半分マンガみたいなことわざ辞典とかと一緒によく読んだ。学習雑誌の投稿コーナーにも投稿した記憶がある。

イラストとともに「イカがタコスを食べて言った、『イカす!』」っていうのは、採用されたような...わりと僕はこれを自分の黒歴史においているのだけど...似たような感じで投稿した回文「熱い!カツオのおつかいツアー」は気に入っていたりする

 

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当時の再現イラスト

兎に角、僕は小学生で卒業したのに、西尾維新とか演劇とかある種中二病的なものがドヤ顔で、言葉遊びなんて言って恥ずかしげもなくダジャレてるのをみるのが寒くてしょうがないのだ

オレも自分が作ったもので、最近では『ニンテンドー』を『プリテンドー』とか、昔タイガくんに『BEATLES』を『SEATBELT』とか『キンチョール』を『キンチョースル』みたいに小道具作ってもらって遊ぶことはあるし、この手のもの大好きだけどメインに置くことは絶対にないわ。例えば劇中のセリフにプリテンドーって言葉を入れるとか。

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ちょっとこれらは僕がタイガくんに具体的にこうやってって指定したか、タイガくんに適当にパロってって伝えて勝手に作ってもらったか忘れたが。多分僕が作ったらキンチョースルの文面はもう少し字を小さくすると思う。

気づく人が気づいたらよいみたいなスタンス。ここでこんだけ言ってるなら一緒だけどね。...プリテンドーは上手いと思うんだよなぁ

サトユウスケ『brother』/QSC6エントリー動画 | エントレ|演劇動画ニュース

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まあ、愚痴とか製作裏話とか感想とか大反省会はまた今度多分すると思うんだけど、こんなにトップ画が使われると思わなかったんだ...。地球と月の周りの黒だけセブンイレブンで印刷したら発色が良すぎて別の黒色になってしまった。時間もないし、周りに相談するフォトショ使いもいないし...。トップもこんなデカデカと載るならpokkeさんにちゃんと撮ってもらえば良かったな。全てが終わった次の日に投稿準備して必要なこと気がついてスマホでパシャって撮ったやつだし...。なぜかエントレのQSC全体のバナーにも使われていて...

再生回数最初はどんどん伸びていって喜んでいたんだけど、もしかしたら2ちゃんにコイツ下手すぎてワロタwwwと晒されてるんじゃないかとかpokkeさんかsatoruさんが気を遣って再生回数工作してるんじゃないかとネガティブが止まらない。それかみづきさんにファンが沢山いるのかも。それは悪くない。

話を戻そう。ダジャレの話ね。ダジャレ自体僕は好きなんだと思う。バイトで塾の授業中もつい思いついちゃってスベるかな、でも生徒の記憶の定着に役立つかな、と思いながら披露して、冷ややかな目線を浴びたりする。「右目を失い、残された目はLeft eye」とかもカッコいいなと思う。ぼくもパロディタイトルはよくつける。

でもダジャレ、、言葉遊びを思いついた時、いの一番に飛びつくのではなくて、敢えてダジャレにしないって選択肢もあっていいかなと思います。

日記

よく考えたら、ここは日記のようなものを書いていいはずだ。
と言ってもネット社会、個人情報とか怖いし、適当にフィクションを混ぜていこう。
そもそも人と会話する時、エピソードをカットしたり、2つのエピソードを繋げてしまう癖が僕にあるんだよな。こうした方がイメージしやすいだろうとか、こうした方が面白いだろうとか。

そういえば、たかが僕程度の狭い狭い範囲でも自作のヘタクソな小説だのを読んでもらうとこれは誰のことか俺のことかと邪推されて読まれてしまうことが多々ある。
その通りといえばそうだし、でもそういう風に読まれるのは恥ずかしい。というか、困る。
日常会話でも創作でも、「本当のこと」と「フィクション」は織り混ざってるわけでその割合が違うだけだ。

だから、普通の会話で嘘を言ってると思われるのも嫌だし、創作で俺自身のことを描いてると思われるのも嫌だな。
そんなイッチョマエなこと言ってみたり。

多分、事の始めは妹の国籍問題だと思う。
この度、妹がアメリカ国籍になった。

というのは正確ではなく二重国籍、いわゆるレンホーさん状態になった。
日本にいる限りは日本国籍、海外にいればアメリカ国籍になった。のはず。
だからやっぱり、妹は日本人。
彼女はアメリカで生まれたので、19歳で自分の国籍を決めなければいけない。らしい。
家族の中でも英語が一番喋れないし、当然日本国籍な流れだったけど、アメリカ政府は二重国籍を認めてるのでトランプ政権の今、そっちの方が入国がスムーズだろうということで、こんな感じになった。別にレンホーさんみたいに政治家にはならないだろうしね。
多分そんな感じだと思う。世の中の国籍の制度自体の話は。

で。
妹はアメリカ大使館に行って、わちゃわちゃ書類を書かなければならなかった。
大使館は一歩入ればそこはアメリカで、ボディチェックだの、なんか偉い人にあったり、親父に電話して家族のことを色々確認したり大変だったそうな。僕も都合がつけば、物珍しさで付いて行きたかった。大使館なんかそうそう行く機会ないし。

結局色々な手続きのあと、0歳のパスポートの写真の赤ん坊と今の自分が同一人物だということを証明しなければならない。
その方法ってのが面白くて、0歳から一歳までは3ヶ月ごとに、そこから18歳までは一年ごとの自分の写真を提出する。骨格をみて判断するらしい。
そういうわけで20年近くぶりに実家の押入れの開かずの段ボールから、我が家にデジカメが投入される前のフィルム写真たちを引っ張りだすことになった。

並べられた写真は一人の人間が成長していく過程としてなかなか面白かったり、まだ7歳くらいまでは可愛いじゃんとか兄として思った。

大使館に提出した写真は公開してもいいけど、妹のなので流石にね。俺のだったら全然公開していいんだけど。どうせだから俺の古い写真もいっぱい見つかったし、俺のも作ってみるか。ちょっとづつ大きくなっていく僕の写真集。……やっぱり、中高のイキってた時のやつ(アシンメトリーで剃り込みがあった)は見せられないや。

多分、そういう時期なんだと思う。

昨日祖父にあった。祖父は33まで福岡に住んでいて大分に行って開業した。昨日は半世紀ぶりに色々昔住んでた場所とか跡地巡りをしに来てたそうな。僕は夕飯だけ祖父(と付き添いの母)と食べた。

この前米寿のお祝いを家族をしたらしい。
母は三姉妹の長女で姉妹仲が悪い。それでもお祝いごとだし、各娘夫婦全員が集まった。そこで、話のタネ、小道具として古い写真を持っていったそうだ。
で、俺がまだ母の胎内にいた時の写真とか、母が18歳の時の写真とか俺も知らない古い写真を昨日俺も見せてもらった。ふーんって感じだったり、ちょっと鼻の奥がツーンとしたりした。

何より爺ちゃんの糖尿病が1年で進みまくって、ガリガリに痩せていてショックだった。末期じゃん。
いや、病院で見る他所のおじいちゃんに比べたら、脚は悪いにしても腐ってはないし目も見えてるみたいだし、耳も遠くはないんだけど、かなりおじいちゃんになっていた。僕も介護モードに完全にスイッチが入るほどではないにしろ、側にいてヒヤヒヤした。

そういう時期なんだろうなぁ。今まで家族のこととか過去のこととか振り返ったりしなかったんだけど。

最近、あまりにも手が震えて、アル中だの、メス握ってると緊張してると揶揄されるのが嫌で、ちょっと病気も怖かったので、病院にいった。
本態性振戦の可能性が高いらしい。(あ、「本態性」ってのは要は原因不明で別に死にはせんっていう意味ね。)
外科医になる道は閉ざされた…なりたかったわけじゃないけど、なれないとなると残念だ。それこそ爺ちゃん外科医だったし。
父とその父から遺伝していることも発覚した。なんかそれに浪漫というか、血ぃつながってんねんなぁと思った。

…やっぱ誰か死ぬのか? 感傷的過ぎるね。

月末MRI受ける。やっぱ甲状腺の病気でしたーってのも嫌やなぁ。。

なんかツイッター見ててかつての仲間がまた演劇再開しててエエなぁと思ったので僕も一個作ります。QSCっていうコンテストで15分ノーカットの動画×演劇のyoutubeに投稿します。良かったら見てください。

それも全くの偶然で、「家族」がテーマになってます。脚本を書いたのは去年で、今ほど意識してなかった。
だから5年ぶりくらいに演技(兼演出兼脚本)をするんだけど、ブランクあるし、稽古回数少ないのに自主練しないしでアカンなあと感じてます。

まぁ、創作メモや役者、カメラスタッフについては終わった後に公開しよう。後悔しよう。

あまりにも勉強しなざすぎている。成績も下位だ。自分では、頭は悪い方とは思わんなやけど、いかんせんやる気が…やる気がない人でもやる気がないなりにやるんだろうけど…僕やらないときはホントにやらないことにやる気を注いでしまうんだよな……なんか色々散ってしまってるエネルギーを勉学一個に傾けたらちゃんとできるハズ…なんか一つ科目を本気でやってみてちゃんと好成績納めて、自分はやればできる子洗脳を一度そろそろかけたほうがいいかもしれない……とにかくそういうゲーム感覚で勉強しないとモチベーションが…つーか、モチベーションだのやる気だの言わずにやることやれ、年老いた爺ちゃんをみて感じなかったのか、あの人は貧乏で苦労して医者になったんだぞって声も頭の中に聞こえるけど、性根が遊び人の甘ちゃんなもんで、そういうわけで消化器あたりで高得点納めるゲームをします。今決めた。

家の近くの道端になぜか洋式の便座が置いてある。誰か捨てなよと思うけど、誰もしない。僕もしない。多分近所に住んでいる人はどのことかわかるはず

車が欲しい。

 

山月記パロ(タイトル未定)

ネットで見かけた山月記パロがとっても面白かったので書いてみた。ぼくも。

特にモデルはいないです。あったとしても結構混ぜましたのであなたのことだけではないのよ。 

 

☆☆☆

 

 

 

 坂本ダイキは頭がいい人間だったが生来の怠け者でおまけに自信家でもあった。私立の自称進学校で成績は上の下あたりで、特段勉強するわけでもなく、寧ろ自分よりも下の者は言わずもがな上の者が必死で勉強する様子を心の中で蔑んでさえもいた。微積分や関係代名詞、たかがこの程度のものが解けない様が不思議でならなかった。真面目に学ぶ様も不思議でならなかった。

 読書に漫画、ゲーム、アニメやネットを好んだ。然りとてこれもただ退屈な時間を潰すために過ぎない。

 受験期になり、上の者も、下の者も、自分と似たように怠惰な日々を過ごしていた連中も目の色を変え勉学に励むようになっても相変わらずだった。

 何と無く彼は、合格圏内であったこともあり、もしかしたらトップの大学だったら自分と気が合う面白い人もいるかと思い、K大を受け、落ちる。

 不合格通知を手にして彼は進路面談時に担任が「お前、受験は甘くねーぞ」と言ったことを思い出した。ということもなかった。

 特に悔やむこともなく、浪人生となる。K大で一浪はザラだろうし、親も許してくれる。坂本の家はそこそこお金持ちの家であった。

 相変わらず特段勉強に身入れるわけでもなく、かといってパチンコや酒を覚え完全に落ちぶれるわけでもなく、流石に二浪はヤベーってことで、K大からワンランク下げ、O大学を受ける。控えめに見ても日本で5か10本の指に入る大学だ。世間体も悪くはない。所謂高学歴だ。国立だし、東京の大学はなんか怖い。と相変わらずの上から目線であったが、実の所、彼が合格したのは全くの偶然で幸運だったに過ぎない。

 なんとなくカッコいいかなと人間総合科学部に入学する。通称ジンソーである。

 キャンパスライフは彼が漠然と描いていた楽しいものではなかった。つまらない。授業がつまらない。教養という名の温い科目も、自ら興味を持ち本でも読めば面白いのかもしれないが、授業という形式になると途端に退屈になる。専門科目もそもそも人間総合科学部などフワッとしていて、心理学の授業で隣の席の人とロールプレイままごとをしろなんて言われた時、彼は心底呆れかえってしまった。同輩達もつまらない人間ばかりだ。揃いも揃って頭を茶髪に染め教室の後ろを陣取り授業中くっちゃべる連中にも馴染めず、かといってオタク系グループの独特のネットに毒されたノリをリアルにもたらす雰囲気に生理的嫌悪感を感じた。女子は…そもそも彼はチェリーだった。高校よりも広い世界を期待していたが大学は、同じような人間が同じような割合で分布されてるに過ぎなかった。頭がいい、といっても所詮Q帝レベル、容量がよくずる賢い連中が集まり、よりタチが悪くなった。坂本は怠け者ではあったが正義感はあり、曲がったことが嫌いだった。代返やカンペ作り、授業を途中で抜ける周りが許せなかった。代返をするぐらいなら堂々と休む。

 ジンソーはO大学の中でも変わり者が集まる学部として学生間で有名だった。ヘンジンソー(変人荘)と呼ばれていた。そして、ジンソーの連中はヘンジンソーと呼ばれることを喜んでいた。自分で自分のことを変わってると形容する人間ほど厄介な人はいない。GWの手前には彼は学校には行ったり行かなかったり、行っても授業があろうと文芸サークルの部室に足は向き、1年も経てば「ああ? 坂本くん? 病気で入院中らしいね。可哀想に」という噂がジンソーには流れていた。彼が毛嫌いしていたジンソーの人達は実のところ優しかったのだ。

 

 

 

 翌年の11月、朝、東郷ツカサは彼女の家がある学生マンション立ち並ぶ住宅街から自分の下宿先に帰る途中だった。ふとなんとなしにアパートを見ると一階の一室から住民がゴミ出しをしようとドア開ける最中であった。こちらから視線を外すよりも先に、住民は東郷に気づき忽ちゴミ袋と共に大慌てで部屋の中に引っ込んでしまった。東郷は訝しげに思う。そりゃあ、家から出る瞬間に人と目が合うのは気まずいかもしれないし、悪いことをしたかもしれないが、何も急に戻らなくてもいいものに、、チラッと見えただけだが髭も髪も伸び放題でボサボサで、ニートか引きこもりだろか? どこかで見た面影あるような……歩みを進めようとしたところドアから人間の声で「あぶないところだった」と呟くのが聞えた。その声に東郷は聞き憶えがあった。驚きの中にも、彼は咄嗟に思いあたって、叫んだ。

「もしかして、坂本?」

 東郷は坂本と同年で同じ文芸サークルに所属していた。友人の少なかった坂本にとっては最も親しい友であった。誰とでも分け隔てなく話し特定の友達グループを作らない東郷と誰かれ構わず内心見下し孤立する坂本で意外と馬があったのだろう。

「坂本だよな…?あのオレ、東郷……なんかゴメンな」

 坂本が普段授業に行ってないことは半ばサークル内ではネタ化していたが、ここ半年サークルにも顔を出さないので心配する声がチラホラ出てきたところだった。しかし誰もそこまで本気で心配はしなかった。それは坂本がメンドくさい奴だから…というよりも、そもそも坂本と誰も深く関わってなかったからである。彼は文サーはジンソーよりは多少マシだとは思うもやはり下に見ていたので避けていたのだが、文芸サークルの人たちは「坂本ってクールだよね。一人でいるのが好きっぽいし」と受け取っていた。やっぱりみんな優しいのだ。東郷は続ける。

「最近、サークルにも来てへんみたいやけど…」

 部屋からは、暫く返事が無かった。しのび泣きかと思われる微かな声が時々洩れるばかりである。ややあって、低い声が答えた。「如何にも自分は坂本である」と。

 東郷は始めの驚きと気味の悪さを忘れ、嬉しくなり、ドアに近づいた。「久しぶりー。なんでドア開けんの?」

 坂本の声が答えて言う。自分は今や異類の身となっている。どうして、おめおめと友の前にあさましい姿をさらせようか。かつ又、自分が姿を現せば、必ず君に畏怖嫌厭の情を起させるに決っているからだ。しかし、今、図らずも友に遇うことを得て、愧赧の念をも忘れる程に懐かしい。どうか、ほんの暫くでいいから、我が醜悪な今の外形を厭わず、曾て君の友であったこの自分と話を交してくれないだろうか。

 畏怖なんとかとかキタンの念とか難しい語句を並べたてられ、言っている意味の半分もわからなかったが、ドアは開けたくないけど、話は聞いて欲しいと東郷は理解した。

 しばらく文芸サークルでの追いコンがどうだとか今度部誌でリレー小説を書くことになったとか彼女がこの辺に住んでるから通りかかったとか話した。ぼかしたが朝帰りだということ、つまりそーゆーことがあった帰りだということに坂本も察しはついていただろう。風が舞い、髪から自分のではない匂いがふわりと東郷の鼻腔をくすぐった。

 

 東郷は意を決して聞くことにした。

「どしたん?」

 坂本の逡巡の間、東郷はアパートのドアにもたれかかり通りを眺めていると、保育園に行くのだろうか、5歳ぐらいの子どもとその母親がこちらを見ながら手を繋いで歩いていた。

 背後のドアは次のように語った。

 

(続く)

こっから元ネタでも「臆病な自尊心」と「尊大な自尊心」でおなじみのところ盛り上がり場面だけど、とりあえずいったんやらないといけないことをやりたいので終わる。

おいしいカルボナーラの作り方

や、またふつうにレシピ。なんの比喩でも無く。
自炊を初めて15年の調理師免許も飲食店キッチンバイト経験も料理教室にも行ったことない普通の25歳の男のレシピ。
ネットに載ってるのだったりを微妙にオレ好みにアレンジしてて調べるのがめんどうさいのでメモ代わりに

 

パスタ お好みでなんとなくクリーム系は麺が太い方が美味しい気がする 量もお好みで
ベーコン 適当に
にんにく チューブで1cmくらい
卵黄一個プラス全卵一個or卵黄3個 お好みで 卵3個はお母さんに怒られちゃう…卵黄1全卵1最後トッピング卵黄1が見た目は綺麗
パルメザンチーズ 大さじ山盛り なんか名前が覚えられないオシャレチーズでもいいのかもしれないけどチーズ削りなんか持ってないし、普通のスーパーには売ってないのでいいや
白ワイン 適当にちょびっと。多分30ccくらい
オリーブオイル
マジックソルト好きなんだけど近所に売ってないのよね
胡椒 大事。後述。

 

 

1.適当にオリーブオイルをフライパンに。にんにくを少し入れて、弱火。(なんかにんにくだったか、オリーブオイルだったかどっちかはフライパンに火をつける前に入れてゆっくり温めた方がいいと何かで読んだ記憶がある)

2.ベーコンをいい感じに切る。それぐらいでにんにくの香りがしてくるので、そのままベーコンをぶち込む。弱火のまま

3.パスタを茹でる。
たっぷりのお湯でってよく料理本では目にするんだけど

 

 

 

こんなことをtwitterで見かけてなるほどなあと思った。
乳化については料理的には油と水がいい感じに混ざっていい感じのソースになるとしか理解してないけど一応理系なので原理は説明できるはず。後で知識の整理のために書くかも。胆汁酸がどうこうとか

茹で時間は表記の2分くらい短めで。卵ソースと混ぜたりうだうだするので。

4.ボウルに卵、チーズ、塩胡椒少々加え軽く溶く。

5.ベーコンがいい感じになったら白ワインを入れアルコールをとばす。

6.パスタの茹で汁をフライパンにおたま一個分くらい加え乳化させる。正直乳化の効果を実感してないんだけど、なんか料理してる感が増すのでやってるところはある。

7.フライパンの火を止めて少し冷ます。茹で上がったパスタをフライパンへ。適当に煽る。

8.フライパンの中身をボウルの中へ入れて合わせる

9.このままだと卵かけパスタになるので、またフライパンに戻す

10.火をつけてゆっくり温める。ここがマジ緊張の瞬間。火が通り過ぎると今度はパスタのスクランブルエッグ和えになってしまう。なんかいい感じのとこで温めるのやめる。ぼくの感覚ではぐるぐるパスタをトングで混ぜて、ズシってなりそう……!って感じのとこで止める。ズシッとなった後だとちょい遅い。

11.器に盛る。パセリで彩る。胡椒もかける。そもそもカルボナーラのカルボは炭という意味で(理科でもカルボキシ基(CHOO-)とか世界史でもカルボ党とかでたよね)胡椒を模したものなのでリスペクトのためにも胡椒はラストのマストでやんす

 

おそらくこのカルボナーラはローマ風だとか言われるやつらしく、一般的に想像されるホワイトソースのとはちょっと違う。卵ソースを作るところで牛乳とコンソメを加えたらいいと思う。(生クリームは高くて一人暮らしでは使ったことない。)まあ、わざわざ材料を増やすのも若干とはいえコスパが下がるのでそっちはあんましない。このままで美味しいし。

でね!

これがむっちゃ美味しそうなんよ!
最近知ったんだけど、この人の料理いい感じに男子向けでちょいオシャレで色々見てた。
上のヤツをアレンジしたらいいと思うんで、アボカドが手に入って、ちょっと研究したらまた自分のメモように更新すると思います

殺人は癖になる(電気代滞納しすぎた話)

今ぽつねんと時間があって、ガス代滞納した話を見かけてそういえば文章にしときたいなと思っていたことを思い出したので書く。

某友人曰く、「フフ…ガスは四天王の中でも最弱…」らしく割とすぐ止められるそうだ。ガス→電気→水の順にライフラインは止められる。人間、風呂に入らなくても水さえあれば生きていけるだろうというお国の考えだそうだ。そいつは新聞をなぜか2つとっていたけど。順番おかしいだろ、お前のライフライン

で、ぼくもこの四天王を間違って倒してしまったらしく、電気がいきなり止められた。最近はオープンワールドのゲームが流行っているからからな?ガスから来いよ。

 

いや、「いきなり」ってのは本当は正しくなくて4月の分を手元にお金がないということで先延ばしにして、お手紙も何回か「もうそろそろ払ってくれないとやべーっスよ」みたいなのは着てたけど、別に今までも1ヶ月くらいは平気で払い忘れてたりしてたから、そのうちね〜って感じで放置してたんだよ。お金がないってことはないというか、慢性的にお金はないんだけど、例えばそれこそ芸人とか役者志望みたいにまじで雑草食って生きてるわけではない程度に金は基本財布に入ってないんだが、電気代って結構高いから、まとまったお金がある時に…となってしまっていた。で、いよいよ「まじお前知らねーから。オレキレっから。法律に基づいたやつだから。つーか払えよまじで」みたいな手紙が着てもこっちはもうナメくさってるから、同じように、はいはいって放置してたら「いきなり」電気止められた。

 

 

いきなり、ひどいよね。

その日はちょっと学校で用事があって7時くらいに学校を出て、なんか突然チンジャーロースが食べたくなって、普段スーパーとか行く時は一旦荷物を家において買い物袋を持っていく(なんておかん系男子なんだ)んだけど、なぜかその日はそのままスーパー行った。
で、お肉とかタケノコとかピーマンパプリカ赤黄買って、るんるん気分で帰ったらびっくり。灯りがつかない。

この段階ではまだ「オヤ?」って感じ。

ちょうどね、夫婦間のすれ違いの末、嫁が「実家に帰らせていただきます」のパターンとそっくりだと思う。想像上だけど。
そりゃあ妻(電気)からは何度かサインはあったかもしれないさ。ただオレはもう見逃しまくってんだよ。手紙とか。リアルの夫婦生活のほうはわかんねえけど、妻がネグリジェ姿で「ねえ、あなた…」と迫ってきたのを「仕事で疲れてるんだ、また今度。」みたいに断った感じで。ぜんぜんわかんねえけど。

電気がつかないってなってからどんどん走馬灯のように思い出してくるわけ。そういえばオレ昼クーラーつけっぱなしで家出たのに部屋暑いな、電気…トイレ…もつかないな、冷蔵庫もダメ、そういえば3日前ポストに法律に基づいてどうこうの手紙……あああ!!

まあそんな感じで、そっから慌ててコンビニに払いに行って、必死に嫁の実家…じゃなかった営業所に電話するわけ(営業時間は過ぎてたがネットで調べたら夜でも対応してくれるらしい)。そもそも部屋の灯りがつかないから営業所の電話番号も夕暮れの薄明かりの中でみてダイヤルしてるのがなんていうか哀愁漂うというか。
しかも繋がらないでやんの、嫁の実家。根気よく40分ぐらい電話をかけてようやく繋がる。そっからはものすごく丁寧に対応してもらいました。悪いのは全面的にオレなのに、物腰もすごく柔らかで、1、2時間ほどしたら通電を再開しますので、外出されていてもかまいませんよと言っていただきました。ほんとお手を煩わせてすいません。調べたら通電を止める装置を家に取り付けて、入金が確認できたらまた外すらしい)結局オレは外に出ず自戒のためにも家で待ってました。暗闇の中で

ほーんと電気って大切。いなくなって初めて気がついた、どんだけ俺がお前を必要としていたかを。電気ないと暗いし、怖いし、暑いし、冷蔵庫も使えない。電気まじ大切。嫁も、帰ったらご飯が出来てるのは誰のおかげなんだ?ワイシャツがいつもアイロンがけされているのは誰のおかげなんだ?お嫁さんも大切。

さて、とりあえず電話は繋がって一安心した私が暗闇の中で何をしていたかというと……。冷蔵庫が使えなくなっていたので、買ってきた豚肉でチンジャーロースを作っていました。スマホの電灯とガスコンロの炎だけで。
出来上がって食ってる最中、電気が戻ってほんと泣きそうでした。思ったよりも自分はショックを受けていたそうです。うまく言えないですが、帰ったらあいつがいないということに。

大切な人っていなくなって気がつくから気をつけたほうがいいよ。

 

 

 

 

 


(ただですねー、ちょっと楽しかった、というかこのそばにいたものが突然いなくなる感じ、喪失感が、ドラえもんが未来に帰っちゃう話みたいなでちょーっとクセになって、またやらかしそうな雰囲気があるんだよなー)

 

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