内緒だよ

リニューアルに当たってなんかカッチョいいブログ名にしようと思ったけど、ぼくのブログとしか言いようがないや。

ワークショップ01

まあ印象深い。サリングさんとタニノさんを知ったのだから。

タニノさんって医者なんだね。ちょっと前タニノさんの岸田戯曲賞受賞作読んだんだけど、ものすごく面白かった。おかげで演劇はすごいと思いなおした。

  • 2014.02.18 Tuesday
  • 12:00
 
2/17 芸創ラボ、だんさ 芸創

ワークショップに参加してきた。前回の役者ワークショップの見学がすごくよかったし、今回は演出を中心としたワークショップだったので演出として参加した。

広い空間で舞台セットを使って演出させてもらえるだけでぼくにとってはとてもありがたい。

こう言っちゃあなんだが、かなり上手くできた。時間内になんとかちゃんと作るし。
結構褒められていたと感じる。後だしジャンケンなところもあったが。
ボイスレコーダーで録音しておけばよかった。音楽的に捉えている。とか、鋭い客観的な視点を持っているとか。
嬉しかった。様式美とも言われた。それは鍋の底を見せることもしれないとも言われた。もっと挑戦していいかもとも。
そこで、二回目は囲み、観客を舞台セットに配置してみた。ぼくにとってかなり冒険的な演出だった。正直、みんなに見られながら15分かそこらで演出したため、出来上がったら疲れてしまって、段差とかそれによる効果を客観的に考察する余裕はなかった。でも、みんなの反応を見る限り上々かな。

あとで舞台美術の竹越さんから興味深い意見が聞けた。今回のように5分ほどのシーンだと面白かったが、90分だとかそこらだと客席の体勢的にもストレスがかかるだろうと。役者が見え隠れするのも5分と90分だとまた色々考えないといけないかなあ。私見感で芸創で囲み舞台の美術を担当するらしく(軽く耳にしていたが)、その視点で見ていたと前置きした上でそう話していた。

今回は時間の都合もあり、偶然性を期待していたが、長期だともっと綿密に練らないといけないかもしれない。

だんさをテーマに考察したかったがアップアップで余裕がなかった。特に自分の作品に関しては。他の人は空間でテイストを変えてしまっていたので見抜きにくかったかな。段差による空間の断絶と段差は単純に高い低いではなく、客席との距離によって効果が生まれると感じた。

最初と最後の講師陣の話が聴けなくて残念だった。飲み会は、知り合いになれてよかった。
ワークショップ中は良くも悪くも目立っていたのではないか。社交的ではない以上、劇そのもののセンスで人を求心したい。

まあ、でも「俺すごいかも」と思うところもゼロではないが、テキストそのものチカラだと強く思う。セリフがとても詩的だった。サリングさんの言葉、ト書きを素直に奏でるだけで良かったのだから。