内緒だよ

リニューアルに当たってなんかカッチョいいブログ名にしようと思ったけど、ぼくのブログとしか言いようがないや。

観劇11

まったく覚えてない('ω')

  • 2014.04.12 Saturday
  • 22:40
 
楽団鹿殺しの喇叭道中音栗毛をアイホールで観ました。
最近嗅覚がよくなったのか、「これは面白いぞ」と思った劇団はたいてい好みの芝居をする。まあ有名所を知るようになっただけなのだが。

アイホールはホールとしてあまり好きではない。ちょっと横に長すぎる。見づらい。今までアイホールでみた芝居の評価が低い気味なのもそのへんが原因かも。今回は開場前にはホールにいったが残念ながら指定された席。直前予約のため端。客席の上手や下手は値段少し下げてもいいんじゃないかと思うくらい。まあやる側からしたら同じ値段でも埋まるなら別にいい問題なんだよなあ、とかを客入れの懐かしい曲(本当に流行った頃は俺は生まれてもないが)を聞きながらうだうだ考えていたら開幕した。

楽団と名乗るだけあって、楽器を演奏する姿がカッコイイ。演劇と演奏が一致している。曲として意識すると少し低音がさみしいかなとも思った。いやあ、それにしても照明を浴び動き回り楽器を演奏する様は最高にクールだった。ちなみにお坊さん二人のラップ曲が一番好きでした。

劇の感想はちょっと恥ずかしくて書けないかも。字数制限されてるTwitterならいざ知らず無限に書こうと思えば書けるこのブログだと「生きる」とか「自由」とかについて赤裸々に書きそうになってしまう。ただまあ、俺も生きていかななあと思います人生という名の旅を。ちょうどJRで帰ると10年前小学生のときに通っていた学習塾への道を歩くことになり、よりその気持ちがいっそう強くなった。

なんとなくだけど脚本執筆時間は少し足りなかったのかなと思った。

シンプルな舞台セットで場面が違和感なく表現されていて、また袖の楽屋の様子も極端には意識させることなくいいアクセントになっていた。特に照明がナイスプレーだった。兼子慎平さん。記録として残しておこう。またチラシでお名前をお見かけすることもあるかもしれない。

全体としてファンキーな演出だった。ファンキーなときは変に抑えずファンキーでぶっ飛ばしたほうが実は演劇におけるリアリティに近づくのかなあ。ちょっと劇を見てない人にはわかりづらいこと書いているな

はっぴぃえんどを今聴きながら、文を書いている。日本のロックの歴史とか時代とか知らないけど、いい曲だ。

例の帰り道、10年前階段をぼくの前で1段飛ばしで登る知らないお兄さんを見た景色がその階段を見たとたん脳内フラッシュされた。あれを真似してしばらく1段飛ばしで階段を登るようにしてた時期がぼくにはあった。よくまあ、そんな些細なことを覚えているものだ。行って劇場から帰るまでが観劇。ぼくはその階段を一段ずつ踏んで登った。