内緒だよ

リニューアルに当たってなんかカッチョいいブログ名にしようと思ったけど、ぼくのブログとしか言いようがないや。

がっかりアバターでがっかり(観劇14)

たしか恐ろしいほど閲覧数が跳ね上がった。エゴサされたのかな?

  • 2014.05.18 Sunday
  • 23:54
 
うわさのがっかりアバター「あくまのとなり。」をみました。

なんか稽古場や脚本書いてる時に生まれたものを何の疑いも加工もせずにそのまま舞台上でやってた演出だった。ぼくもああいうのを見習わないといけないかもなと思わないこともなかった。

なーんて、書いてるがようは面白くなかった。「普通に」「そんなに」面白くなかった。酷評とか賛否両論じゃなくて。
終始グダグダしてるし、脚本もまあ気を狙う芸風ならこう進むわなっていう展開ばかり。
松尾スズキさんを意識されている感じたが、ぼくは松尾スズキの一番好きなところはド派手エログロに見えてセンシティブで、何よりも時に大胆に時にしれっと伏線(あんまし伏線って言葉好きじゃないけど伏線)を最後回収して、もう一回ぶん投げて終わる構成力なのでわりと真逆にいる感じだった。

観てて最初のうちはまだ、オレだったら演出こうすると脳内で思って楽しんでたけど、後半の脚本のやっつけ感でかなり飽きてた。役者も二人くらい下手なやつがいたし。どうやらオレのラインとして2000円を超える芝居でヘタクソな役者がいるのはどうにも我慢ならないらしい。


何かで読んだんだが、昔だったか海外の話だったか、劇場で野次を飛ばすのがわりとありな空気だったらしい。
何回か、役者個人にやら、演出に対して野次を飛ばしたくなった。逆に、面白いと思ったときには拍手やら大声で笑いたいときは笑いたかった。どこか忘れたけど、「お見事!」と言いたいところもあった。ライオンのどっかのセリフ回しだっけ。あとヘビの弾き語り。
幼稚園のお遊戯みたいな序盤が、ぼくを園児に戻し、つまらないときはグズり、面白いときはキャッキャ笑いたい気持ちを助長させたのかもしれない。

成長を見守る若手劇団としては面白いのかもしれんけど、その公演その公演自体は、つまらんかったなあ。初めてみる劇団だったし。うわさをよく聞くけど。わりとあの商法自体はぼく好きなんすよ。パンクで

なんか中身について書こうと思ったけどたいして書くことないわ。
天国とか地獄とかはレイプや借金取りを使わない方が描写できると思うけどなあ。


舞台で本当にオシッコもらして、ゲロ吐けばいいのに
それはまあ言い過ぎにしても動きの段階でアクロバッティックじゃなくて、ロックじゃないなあ