内緒だよ

リニューアルに当たってなんかカッチョいいブログ名にしようと思ったけど、ぼくのブログとしか言いようがないや。

わが星をDVDで観てうれしくなる(観劇番外01)

絶賛してるけど、ちょっと恥ずかしいね。

ままごと自体内容は幼稚だし。

poorplays.seesaa.net

この二匹の猫ちゃんのおっしゃることに大部分納得できる。

去年話題の「君の名は。」に通ずるところがある。

佐々木敦がムカつくってことで記事かけそう。再受験時のセンター国語でこのひとの文章が出た。190くらいとった。じゃあなんで国立医落ちてんだってへこむ。

  • 2014.05.23 Friday
  • 06:15

 

いまさらながらDVDでままごとの「わが星」を観た。
面白かった。

わりと、ちょっと前リズム読みがブームで、キモくて、うるせー何がリズム読みじゃ、ラップじゃ、人間喋ってればなんでもリズムだし韻は踏むし、それを殊更鬼の首とったようにしやがってというスタンスだったんで、その頂点たるわが星は台本もパラっとみたくらいで結構避けてた。(すげー言い草だな)


うん、面白かった。つまんないと思ってたジャンルで面白いものに出会うと嬉しい気持ちになる。




で、このブログ終わっていいし、変に書く必要はないんだけど、まあちょっと書かせて。

まず、ちゃんと観て始めて気づいたけど脚本が面白い。
エピソード自体は王道中の王道のなかでも、ちょっと別格扱いの「人の一生」と「ボーイミーツガール」なのねん。これはもうずるいよね。
それをいかにいやらしくなく描きたいものを描くセンス。あとギャグセンスもいいなあ

劇の構造としては、最初インパクトの強いよくわからないものを置き。そこから急にとっつきやすいシーンになって観客を安心させ、少しずつ進めながら、「よくわからないもの」をお客さんに頭ではなく、感覚的になんだったかを理解させる感じだろうか。
ここも、観客にかなり寄り添っていて、お客さんの変化のスピードとピッタリ一緒だったように感じる。

ラップというか、四拍子のリズムに合わせて読む読み方だが、そもそも脚本上、「時間」「鼓動」を演出するにあたって使用した演出だと思う。演出に必要性があったというか。光速を表現しやすいし。
あとリズムに合わせて読むにしても、裏拍でセリフを読んだり、三連符を使ったりと単調にならないで、すっと入ってくるように気をつけてあった。
下手な、無理やりなシャレは一切なかった。素直に「~ない」の連続でも韻を踏んでたし。

全体的にオレもああいうこと思いつけるようになりたいけど表面上パクっちゃ効果ないんだよなあ

エイトビートのせいか、2001年宇宙の旅のあの曲のせいか、宇宙(科学)の捉え方がNASA的だったからかところどころアメリカのニオイがした。
だから、どうだってわけではないけど、世界=アメリカって感じがした。
宇宙(星)の研究って割と簡単に通説がコロコロ変わるから、そんなに踏み込んで大丈夫?とちょっと思ったけど、そもそも演劇ってその時代、その瞬間を切り取るモノの考えだと意外と科学と相性いいのかも。


追記
ちょっと読み返して仮にも理系として恥ずかしくなったので追記すると、小学生向けの科学雑誌レベルの科学である。