サトくんのブログ

リニューアルに当たってなんかカッチョいいブログ名にしようと思ったけど、ぼくのブログとしか言いようがないや。

最近読んだ戯曲についての感想というか演出妄想

アイタタタタタタ。

戯曲のセレクトはまあまあセンスあるかなと思う

  • 2014.06.02 Monday
  • 22:19
 
昔読んだ戯曲の再読ブームが突然始まった。電車とか上演中とか授業中(ガッコ行ってるよ一応)とか。まあいろいろなところで読んでる。最近読んだ戯曲をとりとめなく

ガラスの動物園

初読はメロドラマだなと思ってぶん投げた記憶がある。メロドラマって本来の言葉に罪はないのだが。
今回はねえ、体調のせいか、周りの環境状況のせいか、結構きちゃったんだよなあ。
最近、金魚のアトリエに通っている。(是非ご来場くださいませ一応ぼくの予約フォームですhttp://ticket.corich.jp/apply/54690/007/)
なんとなく、そこでの上演を想像しながら読んでた。
最初、今回の舞台を観たとき、こんなところで演出つけられるんかなと思った驚きと、実際、演出がついていく様子を、助手として横で観て感銘した気持ちの現れだと思う。あの舞台空間における「不自由な空間における面白さ(舞台美術のサカイヒロトさん談)」が「ガラスの動物園」における『追憶』になんねーかなって気がした。
あと、戯曲でスクリーンの使用の指定(推奨?)されてて、そこが舞台が出来上がる前にあった白い壁みたときに「なんか映像写せそうだな」となんとなく思ったのも原因。(実際にどうなったかは是非ご来場くださいませhttp://ticket.corich.jp/apply/54690/007/)
ただ、ちょっと流石に現実的にアメリカの家庭を描くには狭すぎるかな。でも、あの家族の心理的な狭さ閉鎖感の表現としてはいいかも。

なーんて、妄想して楽しんだ。

ちょうど、前いた劇団の同じ学年の子(英語専攻!)が授業で、ガラスの動物園を扱うらしくツイッター上で盛り上がった。ぼくのツイッター遡るとなんか色々と会話してるのが見えます。こっちはよくもまあ、金にも単位にもならないことやってんな、と自分では思う。

話をしながら、ポロっと母への息子の近親相関的愛も盛り込むと面白いかもと言ったのは、脚本から読み取ったというよりは、大分前みた西川美和監督の蛇イチゴのワンシーン、母が息子に見せた目が頭に強烈に残っていたから。ガラスの動物園で読み取れないこともないけど、単純にサービスと起伏のために使いそうだな。

ジムが、現実からの使者なのはまことに面白い。

エレジー
昔、新人公演で候補に上がった脚本である。
なにかで清水邦夫の話を見かけて、そういえば、脚本のデータと持っていたなと引っ張り出して読んだ。
正直、昔(といっても2年前だけど)よくやろうと思ったなと思った。あの時のぼくらが挑んでたらどんな舞台になってたのだろうか。

今ぼくが演出をつけるなら大分抽象性が強くなると思う。上のガラスの動物園読んだあとの影響もあるけど、『追憶』を全面的に押しているだろうな。まあタイトルも哀歌だし。
ちなみに脳内劇場は新人公演をした大阪大学の大集会室。そこそこの広さとフラット感が魅力。
正方形の舞台に4面客席か3面客席か、角を挟んだ2面客席か、1面客席(全部やないかい)
んー、いやコントと化して欲しくないなという気持ちがあって、何回か読んで色々とどう見えるか検証して遊んでた。
映像とかも使いたいしね。上から照らしたり
なんか音楽はあんまり聴こえてこなかったな。序盤ヴァイオリンの単音がちょっと聞こえたけど。でもこれパクリだしなあ。効果音のほうは現実に即した音というより、登場人物の心理的な音を重要視しそう。

凧がこの脚本でわりと重要な役割果たすんだけど、舞台上で風がどうやったら吹くものかと、3日ぐらい悩んでた。意味もなく。音でも扇風機でも可視化でもないんだよなあ

エダニク
これも新人公演候補。
これはそこそこの広さの劇場で適当にパネルで囲ってそれなりにセンスよく暗い具象舞台でやりたいなと思った。屠殺室を実際に見たことないけど。
この脚本はしっかり書き込まれている分かなり気を使った演出をしそう。しーんごとの三人の関係とか扱ってる題材のバランスとかに。実際に工場見学くらいはすると思う。
読んでる最中脚本から変わった匂いがただよっていた(比喩だよ)
どの程度の笑いを脚本は求めているのかとかも悩みそう。

ネットで本家の舞台写真があがっていたんだが、イマイくんのいしょうに異議ありだった。新人公演当時、イマイくんによく似たイマイくんって人がいたんだけど、再読してもイマイくんはイマイくんだった。そうそう最近世の中狭いな、というか、ぼくが所謂少劇場界隈に少しづつ進んでいるな、と思うことがあった