サトくんのブログ

リニューアルに当たってなんかカッチョいいブログ名にしようと思ったけど、ぼくのブログとしか言いようがないや。

WHAT'S MY NAME?

世を忍ぶ仮の名前がぼくにはある。
ペンネームや芸名の逆で現実世界で使う名前だ。真の名(まことのな)は大切な人にしか教えてはならない、、、ってなんのファンタジー小説だっけ。
まぁ、そんなかっこいいものではない。「佐藤」って名前をどうでもいい時は使う。理由はめんどくさいから。100均で判子が売ってる人が羨ましい。
特に電話口で話す時とかサトってのはどうも伝わらないので「あ、佐藤です〜」って名乗る。そばに事情を知っている人がいるとなんかそいつはコッソリニヤニヤしている。
美容室とか、クリーニング屋の会員とか、タクシー呼ぶときとか、店の予約とか、アンケートとかでこの仮の名を使う。最悪バレた時にも向こうのミスで押し切れる。下の名前のほうも、まあ隠してるわけじゃないけどここで書くのは控えよう、よくある名前なんだけど、漢字が珍しいので大抵の書類は間違ってることが多い。いちいち訂正しないし。っつーか珍しい名前の人あるあるだと勝手に思ってるけど大事なもの以外訂正しないんじゃないか普通。

なんか本名でデビューした漫画家みたいだな。
漫画家の久米田康治先生も、久保田康治と普段は名乗るそうだ。わかる。

久米田先生と同じく僕も髪を切る時自分の職業を誤魔化してる。売れないライトノベル作家ということにしてる。ペンネームは恥ずかしいので教えられない。ちょっとエッチなのも書いてるし。売れてないので塾の先生もしてる、と。(この辺は本当)
嘘をつくコツは嘘の中に本当を混ぜることである。っつっても自分でも行くたびに設定忘れてるのでバレてるのかもしれない。

自分の名前に関してもう少し書けば、英語を母国語とする人にローマ字で書かれた名前を正しく発音されたことがない。「ユーキー」とか「ヨスキー」とかはまだましで、伝言ゲームの原理で崩れていって、もうわけがわからないロシア人みたいな名前になる。アメリカ用の名前を作っておけば良かった。ちなみに妹はアメリカで生まれたので、日本語でも英語でも読みやすい名前をつけられた。爺ちゃんは譲治(漢字ちげえし、名字もサトじゃないけど)なのでGeorgeとなってカッコよくて羨ましい。

だから、というわけでもないが、名前を間違えられるのはしょっちゅうなので、ぼく自身他人の名前に興味がない。覚えられない。薔薇が薔薇という名前出なくても甘美な香りは変わらないだろう? 自分自身言い間違えられていい気分はしてないので、何かの折に他人の名前を書く時は結構丁寧に書いてるような気はする。
昔、俺が「サトくん」って呼ばれるか「サトくん」かにヒドく気にしていた先輩がそういえばいたなあ。正解は「サトくん」です。っつーか、名前自体間違えられてないだけで、わりとハッピーって感じになるので、「サト」のアクセントの位置自体自分でもよくわかってない。

それにしてもDQNネームとかキラキラネームってほどでもないけど、最近の若い人の名前はかっこいい名前が多い。読めないことが多々ある。「月(ルナ)」とかは、まだ序の口である。はぁ、最近の若い子とか言っちゃってるよ、ぼく、ああ、ヤダヤダ。

といいつつ、今そういえば、漢字は別のサトさんってのがいるので、呼ばれるとつい返事をしてしまう。田中さんとかは、多分小中高と同じ田中さんがいるので田中!って呼ばれると、どの田中だ?、、と一瞬構えるような気がするが、こちとら「サトいこーるオレ」という認識が20年で形成されてるので、条件反射で返事をしてしまう。逆に名前のほうは基本的に反応しない。オレを下の名前で呼ぶやつはかなり少ない。公園でぼーっとしてたら急に「サトちゃん!」と呼ばれてハッと振り向いたら、犬の名前だったという漫画みたいな面白エピソードもあったり。

俺の爺ちゃんが生きてた頃、(Georgeとは別ペアのほう。Georgeはまだ生きてる)はなんでも「サトオ」だったらしいとばあちゃんに聞いたことがある。「サトウ」じゃなくて「サトオ」。なんか想像するともっとめんどくさい生活があるような。それが爺ちゃん(よく考えたらGeorgeじゃないほうの爺ちゃんの名前知らないや)は結構若くして死んだんだけど、そん時にあんまりにもめんどくさかったから婆ちゃんが戸籍か何か登録するやつを書き替えて、「オ」を消してしまったらしい。嫁入りしたのにそんなことできるんだ。。それを俺は10歳くらいで知ったんだけど、親父は30過ぎて知ったから結構びっくりしていた。思えばアイツのほうがサトとは付き合いが長い。
そういえばその頃、名字自体の由来も聞いたな。学校の宿題か何かだったんだろうか。
なんかぼくのご先祖様は明治のときに、「佐富(サトオ)」さんってとこのお手伝いさんか何かで、明治の平民苗字必称令で、名字がいるってなった時に、その富豪の佐富さんから、サトオを名乗る許可を頂いたとか聞いたことがある。ただ烏滸がましいので富じゃなくて別の漢字を使ったとかなんとか。実に謙虚な我が祖先らしい。確かGeorgeじゃないほうの爺ちゃんは養子ってのも昔聞いた気がするけどまあいいや。
悪いんだけど、なんか自分の祖先は〇〇で〜、とか言ってる人の大半は、明治のドサクサでなんかカッコいい名字にしたくね?ってノリで勝手にパクったんでしょと思ってる。ん? この歳で、祖先がどうこう自慢するヤツがいたら、それだけでやばいな。小学校のときそう思ってたってことね。
いや、本当に失礼なんだけど、織田信成さんとか、その昔、江戸後半ぐらいの時に、お前織田信長に似てね?織田名乗っちゃえば?って周りから冗談で言われてて、本人も始めは冗談のつもりでどうも〜、織田信長の子孫です〜って言ってたのが、そのうち嘘がガチになったパターンだと思ってる。いや、本当に申し訳ないんだけど! だって似過ぎだろ、あの歴史の教科書に載ってたあの肖像画に! どんだけ遺伝子強いんだよ。逆に内面は違い過ぎだろ!普通もう少しホンモノだったら外れていく気がして。

あとあと、この前某俳優について、演技も下手だし、歌も中身がない薄っぺらいっていうやっかみを話していたらその子の親戚がその俳優さんってことがあった。そういえば、その俳優さん九州出身だったね。

結局、死んだらみんな、戒名だけどねん。あの世では戒名を名乗るのかしらん

ちなみに自分が名前を小説や脚本でつける時は、最近は駅名から名字、なんとなく現実世界で気に入った名前を使ってる。
「凪子」「芽生」って名前が気に入ったので、そんな姉妹が出る話が書けないかなあと最近思案中である。