内緒だよ

リニューアルに当たってなんかカッチョいいブログ名にしようと思ったけど、ぼくのブログとしか言いようがないや。

役者01

東京公演降板したのは悪いことしたなあ、と。そのあとも何回か役者しないかと言われたし。読んでて、ほーんそうか、役者さんってそんなこと考えてるのねえと、他人事な感じ。

  • 2014.03.13 Thursday
  • 19:00
 
いやあ、終わった終わった。

わりと早よ終わらんかな、出番少なくて楽ーとか思ってたけど、本番が始まり、終わってしまうともっと出たかったな、と思う毎回恒例のこと。

しかし、まあ役者として、練習量とか、演出に色々指導を受けた芝居というより役者個人の能力としては今までの役者をちょろちょろやってきた舞台の感覚に頼った芝居だった。

つーか薄薄気づいていたが、俺役者としての能力は六風館の引退公演以降向上してない。そもそも向上心がない。まあそれでいいんだけど。

まず致命的なのは、身体の軸がブレる。例えば、椅子から綺麗に立ち上がろうとすると一瞬グラっとする。1年前から気にはしていて、こっそりダンスの練習とかしていたが、この年から始めるのはやはりキツい。というか結局そこまで熱心にはなれなかった。
だから歩き方もちょっと誤魔化して歩いてるな俺、と感じるところがある。

今回出なかった癖としては歩くとき、ぼくは右手だか、左手だかが揺れない。まあ気にしてポケットに手突っ込んだり、小道具もったりして隠していた。どうしようもないときは意識してふって歩いてた。人間歩くとき自分の手の位置を考えては歩かないからそれはそれで不自然だが。

小手先で演技してたなと思う理由としては基本的に、顔と手だけで演技してた。しかもわりと客席から遠いので顔はあまり見えてなかったと思う。稽古期間的にも模索するのは無理があったな

本番で、というか小屋入ってから気にしてたし、前にMUSE見た時もなんとなく思っていたが、ZAZAの小屋は声が響きづらい作りだった。
音量の調節に苦労した。
特に、芝居の第一声がぼくで、客席に向かって喋るセリフではない、「白石さん、こんにちは」という工夫もしようがないセリフで参った。
思うに、最初のセリフというのはお客さんの耳にチューニングの役割りがあると思う。
小劇場には珍しく、舞台に高さがある舞台であり、一番前の客席ですらわりと距離があったので照明があたると、お客さんの様子が舞台で演じながらだとまるで見えなかった。
稽古段階でもう少し距離のイメージを持って声をだす練習をするべきだった。いやまあ、してたんだけどね。演出に声出しすぎって言われてね

ちょっと思ったのは、上手い役者というのは、足音がうるさくない。そこはぼくはわりと上手く行ってた。

まあ、他にも反省点やほかの人に思うところは色々あるが割愛。

最後のステージのオチは理想の受け方だった。顔をピクピクさせて

結局のところ、打ち上げが楽しくて参加してよかったと思えた。達成感あるし、酒のみが多いし楽しく騒ぐ人もいる し。
実は一番嬉しかったのは、二次会で女の子たちが俺のことかっこいいみたいな話になった時、目の端で某地下アイドルちゃんが、うんうんって頷いてたのが見えたことだ。って今書いて思ったが、それがメイドちゃんらのアレでアレすることのアレなのね、あぶない。