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サトくんのブログ

リニューアルに当たってなんかカッチョいいブログ名にしようと思ったけど、ぼくのブログとしか言いようがないや。

観劇09

なんだこのかっこつけマン。今ならもっとくそみそに言ってると思う。

リズムネタについては気が向けば書くかも。三連符がどうとか。

今リズムネタってまだ流行っての?まあ、どうでもいいか。

  • 2014.03.26 Wednesday
  • 21:38
 
私見感。一千戯曲を観てきました。記録として残します。

今すごく後悔している。なんだってあんなにアンケートボロクソに書いてしまったのだろう。

素晴らしい劇だった。素晴らしい演出だった。素晴らしい役者たちだと思う。

でも受け付けられなかった。
どんな脚本でも、全てのお客さんを好みを超えた次元で包み込むのが演出の仕事かな、とぼくは思うが、もう根っこの部分で少なくともぼくは拒絶してしまった。
4拍子のリズム読みで聞こえる「キレイ」な言葉、ヤングな言葉が。
思いだしたように入る、「セックス」「レイプ」といった「汚い」ものが。
真面目なシーンで入るうまいこといった感のある言葉遊びが。
それらが定期的に耳からベルトコンベアーのように流れてきて、不快で悲しくて帰りたくなった。
帰らなかったのは、劇場の外へ出られない作りだったから。

お金払ってまでこんな悲しい思いはしたくない。
心地のいい悲しみとただどうにも我慢できない悲しみの差はなんだろう。

別に戦争とか震災に深い思いもないし、そこまでどうでもいいこと、とも思ってないつもりだ。

脚本にケチをつけるなら各ストーリーが散漫としていたし(ストーカー先生の話ってなんのためにあったんだ?)、各々の話がありふれていた。(ありふれた日常という意味ではない)
特攻の話は、いかなる形であれたいていの人は泣けるものだと思うが、60分硬い椅子に座らなくても、泣けるものだとも思う。


最近、好みだった劇は中身にも触れて書いているが、基本的には演出としての視野で一応は書こうとしている。今回は、演出としての視野だと書きようがない。あの脚本はあの演出を要求していた。強いて言えば、やっぱり変形客席はお客さんに必要以上の疲労を与えるようだ。観察する限り、5人に1人はかなり辛そうだった。それぞれ事情はあるだろうが。きっとそれを考えた上でもまだ、必要な演出だと演出家は感じたのだろう。

面白くない劇を観て、外に向かって当たり散らして放出したい「怒り」ではない。
面白くない劇と思う劇でぼくは内面的にただ悲しい。
どうか、今度はぼくも救って欲しい。