内緒だよ

リニューアルに当たってなんかカッチョいいブログ名にしようと思ったけど、ぼくのブログとしか言いようがないや。

観劇10

まだ2014年3月行ってるよ。覚えてないなあ

  • 2014.03.28 Friday
  • 20:14
 
題名のない演劇会、みんなのゴルフピアノマンを観てきました。
ちょっと観劇はしばらくいいかな、しばらく創る方が4月から二つ同時に始まって忙しいしと思っていて、宣伝のメールが来たときも、まあ行かないかなあとなっていたが(ごめんよ)、色々と偶然が重なってみにいった。
そもそも今日、阪大に用事があったのだが、妙に早く行ってしまった。久しぶりに後輩が舞台を作っているのを見にいって時間を潰していたのだが、急遽肝心の用事がキャンセルになり、どうしようかなあと考えてたところで知らないおじさんから劇場の場所を聞かれ、ぼくも公演のことをその時思い出しついでとばかりにみにいった。

感動した。
俺個人の都合で。
創り手として表面的な、ことさら記す新しい発見はないかな。
だから、これから先俺の感想しか書いてないです。

ぼくが、演劇サークルに入ろうかなと思ってちゃうかちゃわんの新歓公演を観た時を思い出した。
くだらない。面白かった。くだらなすぎる。それを大真面目にやる。

ーーーこれは俺にはできないな。
ぼくは、そう思ってもう一個の劇団に入った。だから、あの時芝居としてはちゃうかちゃわんのほうが圧倒的に面白かった。まあ、代が進むにつれ、芝居のテイストも変わっていったのだが。お互いに。
それを彷彿とさせる芝居だった。しかもちゃうかの同じ代の人も何人か役者として舞台に立っているのだから、色々と来るものがある。
基本的にぼくの文法では考えられないこと(意図的なのも、無意識のも)をやってのけて、心の中でツッコミ入れさせたり呆れさせたり笑わせながら話を前に進ませるパワーがある。舞台ですべろうが、寒いギャグを言おうが、力づくで進めていく。起承転結、ドラマもあって見やすい。
まあちょっと「題名のない演劇会」という厳かな名前でアレされると一般の人に色々と誤解与えるところもありそうだからやめて欲しかったりしないこともないが…客席も身内受けが多いし…

最初のぶっ飛ばし方は見事だった。しかし、展開が進むと面白いギャグもところどころあったがちょっと眠くなってしまった。ただやっぱり、起承転結がある話をいい。嫌な気持ちはしない。

ちょっと泣きそうになったのは、ピアノマンの最後のシーン。
顔だけ空いた白全身タイツにタキシードを着て、ピアノを弾くピアノマン
あれこそ、3年前に、ぼくが楽しみ、でも避けた、あの時のちゃうかの本質を体現しているように思えた。