内緒だよ

リニューアルに当たってなんかカッチョいいブログ名にしようと思ったけど、ぼくのブログとしか言いようがないや。

ハイヒールをはいたネコ

うたの日(http://utanohi.everyday.jp/)、題詠み「靴」でハイヒールを詠もうとしてなかなかうまくいかない。
ハイヒールを履いてる脚のすらっとした女性というよりも、ハイヒールを履きたいという変態的な女装願望というよりも、ハイヒールそれそのものが結構好きだ。フォルムが優美だ。なんかミニ四駆みたいでかっこよくない?

医学的には、ハイヒールって脚にとってどうなんだろうとか(医学生だがあんまり整形外科方面に興味がない)、ハイヒールというのは女性を歩きにくくすることによる男性社会の束縛の象徴だ!というジェンダー論とかあるかもしれないけど、そんなことは、置いておいて、あのカタチ自体がエロティックでフェティシズムを感じる。流線型が好きなんだろう。女性物の香水瓶も結構好きだし、ギターのボディのくびれ部分にも結構こだわりがある。結局どれも女の人の身体をイメージして造られたもので、オレは女体が好きだってことなんだけど。

うーん。短歌うまくいかないなあ。ハイヒールといえば靴音も独特で、一人暮らしを始めてした夜、部屋にいたら廊下からコツコツと音が聞こえてドアを通り過ぎて、隣の部屋の扉が開く音で、あっお隣さん女の人なんだって思った、あの妙な高揚感とか変態性と少しの寂しさを詠みたかったんだけど全然上手くいかなかった。

いっそのこと変態性を際立たせて、夜道OLをストーキングする男の歌を作ろうとして

「闇の中 揺れるパヒューム、香る髪、響くヒールをそっと吸い込む」

なんてものが一応出来たけど、まあ×だな。

夜道OLが前に歩いてると寧ろイラつくけどね。誰もお前なんか襲わねえよブス、早歩きで追い抜きたいんだけど、走るわけにはいかないし、一方向こうはなんかキモいヤツいる一応警戒しとこうと怖いんだろうし、変な見えない攻防が繰り広げられる。

いけない。ぼくは紳士でいたいんだった。

ハイヒールをはいた状態だったら男性陸上選手とハイヒールを普段からはいている女性どっちが速いんだろう。ユーチューバーとかやってみてくれないかな。

短歌については始めてから100首超えたような気がするし、そろそろ一旦このブログで反省会しようと思ってる。まあ気が向いたら。

「泣き顔を見られないよう走るときハイヒールってけっこう速い(佐藤真由美「プライベート」)」

ぐへぇ〜ヤラレタ〜って感じ。