内緒だよ

リニューアルに当たってなんかカッチョいいブログ名にしようと思ったけど、ぼくのブログとしか言いようがないや。

舞台?久しぶりにみたよ

この前後でっていうか2015年4月には再入学してるので、映画とか本とかは色々読んでたんだけど記録とってないからわからん。芝居はタニノクロウさんの地獄谷温泉を紀伊国屋に見つけるまで、あんなゴミみたいなものようやってたなあって感じだった。どっかで(2016年5月?)サリングさんと若旦那さんとはこっちで会って飲んだ。ありがとうございます。

  • 2016.07.26 Tuesday
  • 22:21

 

野田版 研辰の討たれ (劇シネ)

俺の中で歌舞伎ブーム来るかもしんないべ。
中洲にボロい映画館があるんだけども、なんか面白いのやってないかなと思って見たら野田版歌舞伎シネマ歌舞伎の文字が。野田秀樹が歌舞伎の脚演してることは知ってたけど、スルーしてて、ちょうどいいやと観に行った。もともと歌舞伎に興味はあったし、入門としていいかなとも思って。

面白い。びっくり。
偉そうなこというと、ぶっちゃけ野田秀樹て実はあんまり好きじゃない。場転の巧みさは素晴らしいと思うけど(今回も道中とか室内のカメラアングルの切り替わりとか!)、芝居を悪用した左翼思想の押し付けとか観ててイライラするの。
けど、俺の嫌いなとこ、例えば無理やりな言葉遊びとか、過剰な演技演出とかが、歌舞伎っーつー俺のよく知らない文化とコラボレーションしたことで、そういうもんなんだなってしっくりきた。多分歌舞伎を知ってる人に言わせれば歌舞伎じゃない部分もいっぱいあるだろうが。

終始、声に出して笑ったわけじゃないけど笑えて、ポップでスピーディで、映画館の客層もおじさんおばさんで、なんかよくわかんないけど屋号を飛ばすタイミングや、拍手するタイミングがあって、最後しんみり来て超面白かった。

もともと、小学生ぐらいから落語は好きだったけど、マジ歌舞伎ブーム来るんじゃないの。本物観に行ったろ。

1つのストーリーで一幕っていうのね。ふーん。
1幕は映画ぐらいの値段なのね

タイトル(必須)って言われてもなあ

謎の失踪(?)遂げて突然しれっと書き出した、去年のもの。

考察が浅い。でも日本は自己と客体の境界が本来曖昧なものだと思う。

  • 2016.03.08 Tuesday
  • 01:44
 
多分、タランティーノパルプフィクションのヒットが大きいと個人的には思っているが、1つのストーリーの時系列を逆転させたり、現実と虚構の二重世界(たまにそれ以上の多重世界構造のものもあるがこれは作品として分かりづらすぎて嫌われる)のいわゆるメタものが映画、演劇、小説でよく見られるようになって久しい。実際ちょっと食傷気味ではあるもののぼくも好きである。

これは「新しいもの」として徐々に海外からの輸入品な感じでみんな作家さんやタマゴ達が取り入れてる気がしてたけど、ふと思ったが、これはもともと日本的な発想だと思う。

そもそも、この世界は、時間というものは過去今未来と流れているのでは「ない」し、私とあなたと他の人に区別は「ない」し、現実と虚構、夢の世界と世界はわかれてい「ない」。そもそも因果自体「ない」。このことに私達は最近気がついたように錯覚している。

英語圏の人は最近気がついたと思う。そもそも英語(とその親戚言語)は気がつきにくい性質を帯びている。過去形などの時制、一人称、二人称、三人称、仮定法と中学高校で習う文法事項だけでもこの性質が浮かびあがる。言語は思考方向そのものを制限する。おかげで発明もするが。

一方、日本語は上にあげた3つに対して無茶苦茶弱い。挙げるときりがないが、例えばバスはまだ来ていないのに「バスが来た(過去形?)」"The bus is coming(現在進行形)"とかね。古文をあげれば本当にきりがない。つまり、本当の世界を描写するのに日本語として本質的には正確なはずである。気がついたのではなく実は初めから知っていたのだ。

だからどうこうってわけじゃないけど。

そんなことをデビッドリンチのインランドエンパイアの裕木奈江のコテコテの日本語英語聴いてて思ったり。つーか、インランドエンパイアわけわかんねえのに見ちゃうね。5回みた。単純に3掛け5の15時間みてることになるのか。あとこの前、タラちゃんのグレイトフルエイトも観に行ったのもあって。相変わらずの面白さだった。前半いつも以上にかったりーけど。

最近読んだ戯曲についての感想というか演出妄想

アイタタタタタタ。

戯曲のセレクトはまあまあセンスあるかなと思う

  • 2014.06.02 Monday
  • 22:19
 
昔読んだ戯曲の再読ブームが突然始まった。電車とか上演中とか授業中(ガッコ行ってるよ一応)とか。まあいろいろなところで読んでる。最近読んだ戯曲をとりとめなく

ガラスの動物園

初読はメロドラマだなと思ってぶん投げた記憶がある。メロドラマって本来の言葉に罪はないのだが。
今回はねえ、体調のせいか、周りの環境状況のせいか、結構きちゃったんだよなあ。
最近、金魚のアトリエに通っている。(是非ご来場くださいませ一応ぼくの予約フォームですhttp://ticket.corich.jp/apply/54690/007/)
なんとなく、そこでの上演を想像しながら読んでた。
最初、今回の舞台を観たとき、こんなところで演出つけられるんかなと思った驚きと、実際、演出がついていく様子を、助手として横で観て感銘した気持ちの現れだと思う。あの舞台空間における「不自由な空間における面白さ(舞台美術のサカイヒロトさん談)」が「ガラスの動物園」における『追憶』になんねーかなって気がした。
あと、戯曲でスクリーンの使用の指定(推奨?)されてて、そこが舞台が出来上がる前にあった白い壁みたときに「なんか映像写せそうだな」となんとなく思ったのも原因。(実際にどうなったかは是非ご来場くださいませhttp://ticket.corich.jp/apply/54690/007/)
ただ、ちょっと流石に現実的にアメリカの家庭を描くには狭すぎるかな。でも、あの家族の心理的な狭さ閉鎖感の表現としてはいいかも。

なーんて、妄想して楽しんだ。

ちょうど、前いた劇団の同じ学年の子(英語専攻!)が授業で、ガラスの動物園を扱うらしくツイッター上で盛り上がった。ぼくのツイッター遡るとなんか色々と会話してるのが見えます。こっちはよくもまあ、金にも単位にもならないことやってんな、と自分では思う。

話をしながら、ポロっと母への息子の近親相関的愛も盛り込むと面白いかもと言ったのは、脚本から読み取ったというよりは、大分前みた西川美和監督の蛇イチゴのワンシーン、母が息子に見せた目が頭に強烈に残っていたから。ガラスの動物園で読み取れないこともないけど、単純にサービスと起伏のために使いそうだな。

ジムが、現実からの使者なのはまことに面白い。

エレジー
昔、新人公演で候補に上がった脚本である。
なにかで清水邦夫の話を見かけて、そういえば、脚本のデータと持っていたなと引っ張り出して読んだ。
正直、昔(といっても2年前だけど)よくやろうと思ったなと思った。あの時のぼくらが挑んでたらどんな舞台になってたのだろうか。

今ぼくが演出をつけるなら大分抽象性が強くなると思う。上のガラスの動物園読んだあとの影響もあるけど、『追憶』を全面的に押しているだろうな。まあタイトルも哀歌だし。
ちなみに脳内劇場は新人公演をした大阪大学の大集会室。そこそこの広さとフラット感が魅力。
正方形の舞台に4面客席か3面客席か、角を挟んだ2面客席か、1面客席(全部やないかい)
んー、いやコントと化して欲しくないなという気持ちがあって、何回か読んで色々とどう見えるか検証して遊んでた。
映像とかも使いたいしね。上から照らしたり
なんか音楽はあんまり聴こえてこなかったな。序盤ヴァイオリンの単音がちょっと聞こえたけど。でもこれパクリだしなあ。効果音のほうは現実に即した音というより、登場人物の心理的な音を重要視しそう。

凧がこの脚本でわりと重要な役割果たすんだけど、舞台上で風がどうやったら吹くものかと、3日ぐらい悩んでた。意味もなく。音でも扇風機でも可視化でもないんだよなあ

エダニク
これも新人公演候補。
これはそこそこの広さの劇場で適当にパネルで囲ってそれなりにセンスよく暗い具象舞台でやりたいなと思った。屠殺室を実際に見たことないけど。
この脚本はしっかり書き込まれている分かなり気を使った演出をしそう。しーんごとの三人の関係とか扱ってる題材のバランスとかに。実際に工場見学くらいはすると思う。
読んでる最中脚本から変わった匂いがただよっていた(比喩だよ)
どの程度の笑いを脚本は求めているのかとかも悩みそう。

ネットで本家の舞台写真があがっていたんだが、イマイくんのいしょうに異議ありだった。新人公演当時、イマイくんによく似たイマイくんって人がいたんだけど、再読してもイマイくんはイマイくんだった。そうそう最近世の中狭いな、というか、ぼくが所謂少劇場界隈に少しづつ進んでいるな、と思うことがあった

匿名劇壇を賞賛す!偉そうやなしかし(観劇17)

これは本当に面白かった。記事自体もよく書けていて読み返して結構好き。もっと色々書けば良かったのに。

  • 2014.05.31 Saturday
  • 23:23
 
朝投稿したやつと打って変ってクソ面白かった。匿名劇壇「二時間に及ぶ交渉の末」。
何人か誘ったんだが、誰も来なくて一人寒しく観にいった。いいもんね。一人で観たほうが客席でカッコつけなくて観れるもんね。

いやあ面白い芝居に対しては、どうも色々言うのは本当に気がひけるんだけど、メタ演劇というジャンルの到達点な気がした。
正直、前回のやつはまあつまらなくはなかったけど、どうも受け取る僕も作る側にも手が余った感じがあった。
今回はかなり等身大にセリフやシーンが描かれていて、役者の方にも受け取る俺にもしっくりいってたと思う。ストーリー運び的にも長々やられると辛いものがあったかもしれないが、週刊ジャンプ的に話の盛り上がりを切りながら(かといってものすごく続きが気になって今上演中の話に集中できないというほどでもないバランス)でメリハリがあって飽きずにみれた。

そもそも舞台美術がよかったなあ。おうてんいんの客席はどうもオペ席の二階のせいか、空間は広くフラットなのに変に奥まったちぐはぐなイメージがあった。少し前にセリださせて、ちかしい空間になってテイストにあってた。

あんまし俳優褒めないけど、男優が抜群にうまい。よく自分自信も他者も観察し、それに見合う表現力もあると思う。女優は若干口跡が悪い人がいる気もするが美人だな。

最近、脚本兼演出を担当する人と演出と分かれている人についてちょっと考えてた。演出のみだと基本的に脚本への疑問視や違和感から出発し、解釈で紐解いていくイメージがある。一方、脚本も書いていると脚本に絶対の自信があるというか、自分で書いてるものは他の人もぼんやりとは理解できていると思っている、そんなイメージ。後者は独りよがりになる傾向が強い。特に最近観た劇は基本的にそれがつらかった。
今回、匿名劇壇の作品はそれがいいほうに転がってた。「俺のスーパー面白い脚本を俺のよく知ってる役者で見やがれ、このやろう!」の精神がすっと入ってきた。実際、演劇通ぶっている人(俺だ)にtwitterでみると絶賛だし。
具体的に例えば、あの脚本を別の演出家が演出していたら、シーンの切り替えは過剰に盛っていたと思う。
あとなんだろうな。


メタ演劇は劇団がデカくなり大きいホールでうているようになるにつれ、その分メタ成分が「他人事」になっていくのが課題のような気がするが、その辺をどう料理してくるのか、勝手に成長とともに楽しみにしている。

オレショウダウンヲミル(観劇15)

デートで行ったんじゃないかな。

  • 2014.05.25 Sunday
  • 08:16
 
今回、劇団ショウダウンの錆色の瞳、黄金の海を観に行きました。

まあ、はっきり言ってぼくのシュミじゃないんだが、前回の一人芝居も面白かったしたまにエンタメも何か発見があるかと思い、誘われるがままいった。お値段それなりにするが…。

客層の年齢層の高いこと。でも、わりと純粋に劇自体、ファンタジーなストーリーも演技も若い人向けだと思う。
ゲームのテイルズオブシリーズとか好きな人は特に好きだと思うんだけどなあ。ぼくはテイルズシリーズはアビスしかやってないんですが。

ぼく自身ファンタジーというか、ああいう世界観は実は嫌いじゃない。ゲド戦記とかも、酷く評判の悪い映画になる前小学校のころ読んでたし(原作は面白いよ)、上橋菜穂子守り人シリーズとか特にハマって読んでた。最近でも、時たまRPG中古で買ったりするしね。ブレイブリーデフォルト面白かったよ。今もほとんど進めてないけど、ポポロクロイスやっている途中だ。

だけど、わざわざ演劇でやる魅力がない気がするのです。ゲームほど、「オレが世界救わなきゃ!」「オレが剣と魔法の世界にいる!」っていうオレのこと感もないし、本ほど無限の想像を膨らまし世界観にどっぷりとつかれるわけでもない。
そんなことを考えながら、最初20分くらい演出を中心に観てた。劇でやる意味がないんだよなあ、と思って。で、途中でこりゃいかん、高い金払ってるんだから、エンターテインマイセルフと思って観方をストーリーを追うほうにかえた。
そこからはまあまあ楽しんだ。

前回よりは感じなかったが、ここの台本は喋りすぎる。言わないで、想像させてほしいところも言ってしまうのがもったいない。
今のセリフは台詞じゃなくて、科白でよくねと思ってしまう。
あとストーリーのツッコミどころを全部直接書いてあるのはちょっともったいないなと思う。ツッコミし放題よりはずっといいけど露骨に潰しにかかったなと思ってしまった。
例えば、主人公の男の子がゴーレムに固執する理由が少し足りないなと、観てて思ってしばらくすると、お母さんが直接、なんでゴーレムに固執するの?ってダイレクトに聞いてきたり。ファンタジーにおいてはぼくは作者が透けるのが嫌なのかな。あともう一個あったんだけど、どこだったけな。

上で、演技も若い人にウケるのでは?と書いた理由として、アニメ声優ぽかった。いわゆるアイドル声優ではなく、実力派声優って感じ。
昔、は舞台役者上がりの声優さんが多いと聞く。ぱっと思い浮かぶのはドラゴンボールの悟空の人とか。

まあそんな感じ。
あ、そうそう。ちょっと別個でアイディアメモとして残していくけど、水中の音っていいね。あと水中を表現するのって挑戦しがいがありそう

わが星をDVDで観てうれしくなる(観劇番外01)

絶賛してるけど、ちょっと恥ずかしいね。

ままごと自体内容は幼稚だし。

poorplays.seesaa.net

この二匹の猫ちゃんのおっしゃることに大部分納得できる。

去年話題の「君の名は。」に通ずるところがある。

佐々木敦がムカつくってことで記事かけそう。再受験時のセンター国語でこのひとの文章が出た。190くらいとった。じゃあなんで国立医落ちてんだってへこむ。

  • 2014.05.23 Friday
  • 06:15

 

いまさらながらDVDでままごとの「わが星」を観た。
面白かった。

わりと、ちょっと前リズム読みがブームで、キモくて、うるせー何がリズム読みじゃ、ラップじゃ、人間喋ってればなんでもリズムだし韻は踏むし、それを殊更鬼の首とったようにしやがってというスタンスだったんで、その頂点たるわが星は台本もパラっとみたくらいで結構避けてた。(すげー言い草だな)


うん、面白かった。つまんないと思ってたジャンルで面白いものに出会うと嬉しい気持ちになる。




で、このブログ終わっていいし、変に書く必要はないんだけど、まあちょっと書かせて。

まず、ちゃんと観て始めて気づいたけど脚本が面白い。
エピソード自体は王道中の王道のなかでも、ちょっと別格扱いの「人の一生」と「ボーイミーツガール」なのねん。これはもうずるいよね。
それをいかにいやらしくなく描きたいものを描くセンス。あとギャグセンスもいいなあ

劇の構造としては、最初インパクトの強いよくわからないものを置き。そこから急にとっつきやすいシーンになって観客を安心させ、少しずつ進めながら、「よくわからないもの」をお客さんに頭ではなく、感覚的になんだったかを理解させる感じだろうか。
ここも、観客にかなり寄り添っていて、お客さんの変化のスピードとピッタリ一緒だったように感じる。

ラップというか、四拍子のリズムに合わせて読む読み方だが、そもそも脚本上、「時間」「鼓動」を演出するにあたって使用した演出だと思う。演出に必要性があったというか。光速を表現しやすいし。
あとリズムに合わせて読むにしても、裏拍でセリフを読んだり、三連符を使ったりと単調にならないで、すっと入ってくるように気をつけてあった。
下手な、無理やりなシャレは一切なかった。素直に「~ない」の連続でも韻を踏んでたし。

全体的にオレもああいうこと思いつけるようになりたいけど表面上パクっちゃ効果ないんだよなあ

エイトビートのせいか、2001年宇宙の旅のあの曲のせいか、宇宙(科学)の捉え方がNASA的だったからかところどころアメリカのニオイがした。
だから、どうだってわけではないけど、世界=アメリカって感じがした。
宇宙(星)の研究って割と簡単に通説がコロコロ変わるから、そんなに踏み込んで大丈夫?とちょっと思ったけど、そもそも演劇ってその時代、その瞬間を切り取るモノの考えだと意外と科学と相性いいのかも。


追記
ちょっと読み返して仮にも理系として恥ずかしくなったので追記すると、小学生向けの科学雑誌レベルの科学である。

がっかりアバターでがっかり(観劇14)

たしか恐ろしいほど閲覧数が跳ね上がった。エゴサされたのかな?

  • 2014.05.18 Sunday
  • 23:54
 
うわさのがっかりアバター「あくまのとなり。」をみました。

なんか稽古場や脚本書いてる時に生まれたものを何の疑いも加工もせずにそのまま舞台上でやってた演出だった。ぼくもああいうのを見習わないといけないかもなと思わないこともなかった。

なーんて、書いてるがようは面白くなかった。「普通に」「そんなに」面白くなかった。酷評とか賛否両論じゃなくて。
終始グダグダしてるし、脚本もまあ気を狙う芸風ならこう進むわなっていう展開ばかり。
松尾スズキさんを意識されている感じたが、ぼくは松尾スズキの一番好きなところはド派手エログロに見えてセンシティブで、何よりも時に大胆に時にしれっと伏線(あんまし伏線って言葉好きじゃないけど伏線)を最後回収して、もう一回ぶん投げて終わる構成力なのでわりと真逆にいる感じだった。

観てて最初のうちはまだ、オレだったら演出こうすると脳内で思って楽しんでたけど、後半の脚本のやっつけ感でかなり飽きてた。役者も二人くらい下手なやつがいたし。どうやらオレのラインとして2000円を超える芝居でヘタクソな役者がいるのはどうにも我慢ならないらしい。


何かで読んだんだが、昔だったか海外の話だったか、劇場で野次を飛ばすのがわりとありな空気だったらしい。
何回か、役者個人にやら、演出に対して野次を飛ばしたくなった。逆に、面白いと思ったときには拍手やら大声で笑いたいときは笑いたかった。どこか忘れたけど、「お見事!」と言いたいところもあった。ライオンのどっかのセリフ回しだっけ。あとヘビの弾き語り。
幼稚園のお遊戯みたいな序盤が、ぼくを園児に戻し、つまらないときはグズり、面白いときはキャッキャ笑いたい気持ちを助長させたのかもしれない。

成長を見守る若手劇団としては面白いのかもしれんけど、その公演その公演自体は、つまらんかったなあ。初めてみる劇団だったし。うわさをよく聞くけど。わりとあの商法自体はぼく好きなんすよ。パンクで

なんか中身について書こうと思ったけどたいして書くことないわ。
天国とか地獄とかはレイプや借金取りを使わない方が描写できると思うけどなあ。


舞台で本当にオシッコもらして、ゲロ吐けばいいのに
それはまあ言い過ぎにしても動きの段階でアクロバッティックじゃなくて、ロックじゃないなあ