REKCS2019展天神で展示されてます
ありがとうございます。
フォトグラファー新米なんでイマイチ勝手がわかってないんですけど写真のコメントってLINEの一言みたいに「笑顔が一番🤲」系か、世界は破滅ボクは一人サヨナラはサヨナラだ。みたいなポエム系しか書いちゃダメかなと思ってたけどそうでもないらしい
で、まあ覚書というか。作品意図というかそんなのをつらつらと
自由参加のライブフォト展の募集を目にして、自分は果たしてライブフォトグラファーなのか、そもそもフォトグラファーなのか、でもライブの写真は定期的によく撮るし…資格のないものはなんだって名乗れば勝ちだし、何よりやっぱり写真展に出展して人に見られたり準備したりすることで得るものがあるだろうと思い締め切り直前にpokkeさんを通じて応募。
思った通り結構発見があった。
準備の話。
写真のサイズもサイズ感もわかってなかったので結構色々調べた。もともとは一枚ドンとデカいもの貼る予定が撮影から印刷の時間の都合上ワイド4切りを4枚に決める。撮影の後で複数枚展示に決めたので写真のバランスに結構苦労した。
個人的に一番好きな写真はこれで、実際みにいった人何人からかサトくんぽいと言われた。
逆にこれは女の子から人気がある。撮ったあとモデルとは、いい写真だと思うけどライブ写真ではないよね今回1枚か2枚飾るならナシだね〜ってのが2人の共通認識だった。
最近ちょこちょこ女の子撮らせてもらってるが、あきちゃんはやっぱりセンスがある子で「一緒に作る」っていうのが被写体と話しながら出来て楽しかった。
演劇にしろ、4、5人のバンドにしろ複数人いるとめんどくさくなるくせに一人でシコシコ脚本書いたり絵を描くのが寂しくなってきたボクとしては立場の違う被写体と撮影者で作る感覚は楽しい。ただ単に女の子とは話すのも楽しい上で作品作りまでできるので超面白いよ。カツ&カレーだ。
案の定パネル作りは2個失敗した。今回は投資って感じで1万円くらいは諸々込み込みでかかる覚悟はしてたのでまあいいでしょう。四つ切りワイドで一枚900円くらいパネルも一枚1000円くらいかな。あとステンレス定規だのカッターだのハンマーだの買ったし
4つ切りまでは15分くらいで済む。それ以降は1週間は目安にとったほうがいい。カメラのキタ◯ラの店員はイマイチ写真がわかってない人もわりといる。
スマホの画面でみるだけじゃなかなか感覚が身についかない写真の比率に敏感になった
上の2枚はライブ写真といいつつバリバリカメラ意識させて撮ってる。
こっちの2枚はドラムを実際に叩いてる時の写真。
特にライブハウスで撮影すると、カメラは光を集める道具だ。ということを強く意識する。感度とかシャッター速度とか…まだそのへん完全には理解してない。レフ板を最近買って今回LEDライトを買った。クリップオンストロボのほうがいいのかもしれないけどどうもぼくまだストロボによる光の軌道が読めなくて、あ光強すぎだってのが多くて手元で光量と位置を調整しやすいライトで今撮影してる。モデルはクッソ眩しいと思うし、やたらと電池を食う
やっぱりライブならではの表情ってのもあって、できればパーフォーマーに干渉することなく遠くから狙いたいんだが、そこはどうするべきなのか…機材か…?もうしばらくレンズもカメラも買いたくないんだけどな
編集の話。
まあ多少フォトショライトルームの知識があるとはいえRAWを扱うのは初めてだった。モデルが元々良かったので肌の修正とかほとんど手をいれずに済んだ。
(しかもこの写真だけ口紅塗ってて他の写真はほぼすっぴんだった。恐ろしい子…)
街中で展示されることを考えるともう少しコントラストぱきぱきでもよかったけどあまり好みではないので抑え気味のレタッチ自体は満足してる。あとまあ、白黒と彩度強めコントラスト強めの写真はおそらく他の人も多いだろうと予想してたとこもあって違いを出すために敢えて避けたとこもある。うーん、自分のよくも悪いクセとしてコンペだったり合同展だと他の人の作品を予想して、その結果おとなしい芸風を選んでしまう。一回くらい何かの時は火の玉ストレートで他を寄せつけない目を惹く作風で勝負したい
実際展示に行ってみて。
演劇に関わっていた経験で養生テープはマジ便利。オレの人生4年間演劇で無駄にして一番得たものを養生テープの存在を知ってることだよ。他の人の展示をみてなるほど立体的なものを置くのもありだなあとか、後ろを布被せてバックを黒にするのもありだなあと思ったりした。今回は初めての展示ということもあって捻らずオーソドックスな展示にしようと思っていったけど色々参考になった。キャプションは何書けばいいかわからない、こっぱずかしいのでバンド紹介も自分の紹介も書かなかったが、意外と通行人を見ると足を止める人がいて3秒は写真で足を止めることができても、文章がないとそのあとの10秒、1分に繋がらない感じがした。
写真の前で3秒足が止まる→キャプションを読む→改めて写真を見てみる(10秒)→立ち去るorもう少しじっと見てみる
ってのが観察していると人の生理のようだ
ちょっと写真にポエムってオレ恥ずかしいんだけど、一時期短歌をやってたしまた詠むか。短歌はあんま才能ないなと思って作るのやめてたが。
場所は結構いい位置をもらったように思う。真ん中でどの方向から通る人にも見られる位置だった。元々のコンセプト、かっちょいいライブ写真中で可愛い女の子を置いて目立たせるというのはうまくいってたし、伝えたい「人」はあきんこさんだったけど、他の展示見ながら伝えたい「アーティスト」は最近フラフラどこぞで歌ってるらしいYokozekiさんだったかもしれんと思った
今よりも写真が下手な時撮ったやつなのでこれ見せるのやだけど、この人です。
2枠もらうほどの余裕はなかったのでまた機会があれば撮らせてください
さて、他の人の作品をそこそこじっくり見てみて。
よくも悪くも、ぼく今アングラフォトグラファー界隈のどういう格の人が撮ったのか全然知らないので純粋に気にいったかどうかで紹介します。写真の写真を雑に撮ってるので写真自体の魅力は実際に見に行って感じてくださいませ。まだ1週間展示中です。
写真として気にいった。あるいはこうゆう撮り方してみようかと思った編
単体で撮るのは忘れたけど、この下のアー写がむっちゃ良い
状況がよくわからないけど眼鏡が最高によい
引き込まれる魅力がある。自分が撮りたい方向性に少し近いかもしれない
youtubeで曲を聴いたらいい感じでした
その他に
このふいの表情は勝手な言い草だけど女の子を撮るぼくと似たような位置にある表情を撮ってる気がして。真逆なようでいて
被写体となったアーティストあるいはそのイベントが気になった編
この系のイベント全部気になるなか札束咥えてるのが一番きになるけど東京かあ
芸名がぼくと被っとるんべ。友達がぼくの展示と対比が良いと言ってました
実は昔V系好きでした。MIYAVIが雅miyaviの時から好きでした
あれ?写真取り忘れてる?あとサンゲンショクはライブに行きたいと思います。前にスタジオ練習の様子の映像がtwitterで回ってきて曲がいい感じそうだったので。
最後に。このような機会をいただきありがとうございました!
まだあと1週間展示されてますので、まだの方は是非天神に寄った時は見てくださいな